私たちにふさわしい世界はすべての人にふさわしい世界だからです

北陸Buddhismアカデミーの明石です。

私は「子どもの権利条約」をキーワードに誕生した明橋大二先生のNPO

子育てアドバイザーとして学ばせて頂いています。昨年は自分なりに

先生の著作を教材に、シェア会などを開催していましたが、今年も何かしら

活動を続けたいと思います。先生の著作『心のパイプはうまく流れていますか?』に

 

「私たちは問題の根元ではありません。私たちは問題解決のために、必要な資源です。

(中略)

私達にふさわしい世界はすべての人にふさわしい世界だからです」

これは2002年5月に国連の特別総会で採択された、18歳未満の代表による

メッセージです。つまり世界各国から集まった18歳未満の子どもたちが話し合って

決めたメッセージです。もちろん日本の子どもも参加していました。

「私たちにふさわしい世界はすべての人にふさわしい世界だからです。」

『親と子の心のパイプはうまく流れていますか?』

 

とあります。

子どもたちが生きやすい世界はすべての人が生きやすい世界ということです。

考えてみれば、子どもが子どもらしく健全に生きることができる世界は

大人にとっても居心地のよい世界になるはずです。


自分が自分でいられること、

周りとの信頼関係があること、

もめごとがあった時も、いろんな子がいること、

いろんな価値観があることを

知る機会とすること、

悩み揺れること

 

などが「子どもの権利条約」の

重要な内容として織り込まれています。


大人にの集まりや集団にも全く同じことが言える!と思い、何かしら

スッキリとしたのでした!

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子どもが伸び伸びと幸せ生きる世界を見つめることが、またその世界に

必要なことを整えていくままが、今目の前にある大人社会を生きやすいもの

するような気がしました。